■建築研究資料

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震において観測された強震記録に基づく
建築物の地震時挙動の分析


建築研究資料 No.138号(2012(平成24年)9月)

飯場正紀、大川 出、斉藤大樹、森田高市、長谷川隆
独立行政法人建築研究所
116p


<概要>
 わが国の超高層建築物は1960年代後半から建設が始まったが、建築研究所が超高層建築物を対象に本格的に強震観測を始めたのは1995年兵庫県南部地震以後のことである。また、免震建築物についても、1995年兵庫県南部地震後、免震建築物の建設が急激に増加したことから免震化された公共建築物を対象に強震観測を開始している。
 このような状況の中、2011年東北地方太平洋沖地震およびその余震においてこれらの建築物で多数の地震記録が得られた。このうち、超高層建築物では庁舎や集合住宅など計9棟において、免震建築物では庁舎などの公共建物6棟において、観測記録が得られた。
 本報告書では、これらの建築物を対象に観測記録を用いた各建物の動特性の評価及び、同観測建物の解析モデルによる地震応答解析を実施し、上層階での観測値との比較を行った。また、建築物の管理者や居住者を対象に地震による被害状況や居住者の行動等についてのアンケート調査の結果をまとめた。

・表紙 110 KB
・はしがき 199 KB
・目次 227 KB
・執筆分担、謝辞 225 KB
・概要 191 KB
 1.はじめに 108 KB
 2.長周期地震特性について 658 KB
 3.強震観測記録に基づく建築物の振動特性の評価 7,943 KB
 4.強震観測記録に基づく超高層建築物の地震応答の評価 2,353 KB
 5.超高層事務所建築物の管理者・居住者へのアンケート調査 770 KB
 6.まとめ 202 KB
・奥付 102 KB
全文 13 MB


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