■建築研究報告

重要度係数の最適化

青木  義次

建築研究報告  No.74,  1976  建設省建築研究所


<概要>

  重要度係数は用途係数とも呼ばれ、社会的理由によって通常の建物に比べて高いレベルに強度を設定するために使用される補正値のことであり、これまで各種の提案の中で異なる形で定義されている。各提案の中で安全度の尺度自身が若干異なっているためにそこに与えられる補正パラメーターとしての重要度係数はそれぞれ意味を持っており、各提案間の重要度係数を比較するということにも難点がみられる。
  ここでは建物を統一的にシステムとみなし、そのシステムを意味づける各変量は確定的な値と確率的な値とによって構成されており、重要度係数はこうして定義される建築システム間の関係を示すパラメーターとして定義されることになる。



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