■科学技術週間における施設一般公開
(Last Update 2013/04/24)

平成25年度施設一般公開を行いました

 去る4月20日(土)に建築研究所(協力:国土技術政策総合研究所)による施設一般公開を行 い123名という多くの方々に来所いただきました。
 午前10時から午後4時までA、B、Cの3つのグループに分かれて、風雨実験棟、通風実験棟、建築部材実験棟、建築材料実験棟、設備実験棟、防耐火実験棟、を見学していただきました。
 施設一般公開におきましては、今後も皆様のご期待・ご要望にお応えできるよう企画いたしますので、ぜひ一度足を運んでみて下さい。(施設一般公開などイベント情報はこちらをご覧ください。)


○竜巻を見てみよう
(写真:風雨実験棟)

2012年につくば市で発生した事例を中心に、竜巻による建物被害を紹介する。また、竜巻発生装置で竜巻状の風を再現し、建物にどのような力が作用するか見学する。

○風をみよう
(写真:通風実験棟) 

煙を流して、建物周りの風の流れ方をみることができる。建物の向き、窓の配置や大きさで、様々に変わる自然の風の性質を知ることができる

○木造建築の利用拡大を目指して
(写真:建築部材実験棟) 

現在4階建てまで建設可能な木造建築工法の一つである枠組壁工法(ツーバイフォー工法)の 紹介を行い、建築研究所構内に建設された4階建ての実大建物を写真で紹介し、この工法を用いた耐力壁の水平加力実験を実施する。


○コンクリートの「強さ」と「弱さ」を調べる
(写真:建築材料実験棟)

コンクリートの強度がどのような性質を持ち、それが どのように測定されているのか、実験棟にある装置を用いて測定する様子を見学する。

○節水トイレの実力を見よう 
(写真:設備実験棟) 

最新の節水技術の具体例として、超々節水トイレ(洗浄水量600ml/回)を用いた汚物搬送実験を実施し、配水管路における汚物の流動状況を観察する。

○炎の熱を測ってみよう
(写真:防耐火実験棟)  

火災からの熱(対流、放射、伝熱)を体験し、その大きさを様々な方法で測定し、身のまわりのものが着火する状況を見学する。

○火災に耐える建築 
(写真:防耐火実験棟)

最近の実大火災実験の映像を見せ、火災により建築物がどのような影響をうけるのか、部材の耐火性能を調べる耐火試験がどのようなものであるかを紹介し、加熱炉の火災や熱によって変形した鉄骨の梁などを見学する。





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