建築音響実験棟

 建築音響実験棟には、反射音がなく非常に静謐な空間を再現した無響室が2室、室内の音響エネルギーが拡散するように室形状や仕上げを考慮した残響室が4室、そして実験準備室と計測室が各1室ずつあります。また、本実験棟には、音響インテンシティ測定解析装置や実験的モーダル解析装置など、種々の音響測定・解析装置が設置されています。これらの実験室や測定・解析装置を用いて、主に、建物の遮音性能に関する実験研究が行われています。また、本実験棟の残響室は、建築基準法に基づく遮音構造認定のための試験測定にも使われています。

■主要実験設備
 無響室
無響室
  室のサイズ
第1無響室 9.0 × 6.0 × 5.4 m
第2無響室 4.2 × 6.0 × 5.4 m

 残響室
残響室
  第1残響室 第2残響室 第3残響室 第4残響室
室容積 224.5 m3 222.0 m3 219.0 m3 208.0 m3
室の表面積 219.9 m2 216.0 m2 233.0 m2 208.0 m2
床面積 38.8 m2 38.8 m2 38.8 m2 34.8 m2
壁の開口部 10m2(2.5 × 4.0 m)
床の開口部 12m2(3.0 × 4.0 m)

 壁式構造試験装置
壁式構造試験装置
スラブ厚 150 mmと200 mmの2種類
スラブ面積 20 m2(4.0 × 5.0 m)
試験体施工範囲 10.2 m2(2.76 × 3.68 m)
受音室のサイズ 4.0 × 5.0 × 3.0 m


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