長期優良住宅先導事業とは (長期優良住宅先導事業は平成23年度で終了しました)
長期優良住宅先導事業は、「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」というストック社会の住宅のあり方について、具体の内容をモデルの形で広く国民に提示し、技術の進展に資するとともに普及啓発を図ることを目的として、平成20年度から23年度の4年間にわたって実施されました。
この事業では、住宅の長寿命化に向けた先導的な提案を国が公募し、優れた提案に対して、その実施に要する費用の一部を補助しています。
建築研究所では、住宅・建築技術に関する公的な研究機関としての立場を活かし、応募のあった提案の評価と先導的な技術の普及啓発への協力を行いました。
事業終了により平成24年度の募集はありません。
(長期優良住宅の認定制度は24年度も継続します。)
評価結果と採択プロジェクト
建築研究所では、長期優良住宅先導事業評価委員会の審査報告を受け、事業として適切なプロジェクトおよびその評価の総評を国土交通省に報告いたしました。これを受け、国土交通省において採択プロジェクトが決定されています。
平成20年度〜平成23年度の評価結果と採択されたプロジェクトの一覧は、以下のURLでご覧になれます。
評価結果一覧
採択プロジェクト一覧
シンポジウム
建築研究所では、長期優良住宅先導事業に関する情報提供を通じて長期優良住宅の普及啓発を図るため、長期優良住宅先導事業への応募提案に対する評価を中心に住宅の長寿命化に係る最新動向を紹介するシンポジウムを開催してきました。
これまで開催されたシンポジウムでの配布資料及び講演用パワーポイントが、次のURLでご覧いただけます。
平成20年度〜平成23年度のシンポジウム関係資料
また、平成24年2月1日に開催した長期優良住宅先導事業シンポジウム「ストック社会の住まいづくりの課題と展望」(写真)の講演記録等が、次のURLでご覧いただけます。
長期優良住宅先導事業シンポジウム
「ストック社会の住いづくりの課題と展望」
|
 |
提案内容のとりまとめ
建築研究所では、これまでの応募提案の中に見られた特徴等について、提案内容のとりまとめを行っています。(いずれもシンポジウム資料として配付したもの)
1)新築戸建て住宅に関するとりまとめ
「新築戸建て住宅」について、平成20年度の事業をとりまとめたもの。 |
 |
|
2)住宅産業の新しい動きに関するとりまとめ
平成20年度・21年度の4回の公募を通じて提案内容に見られた、主として新築戸建て住宅に関する「住宅産 業の新しい動き」をとりまとめたもの。 |
 |
3)既存住宅等の改修部門に関するとりまとめ
平成20年度・21年度の4回の公募を通じて提案内容に見られた、「既存住宅等の改修部門」についてとり まとめたもの。 |
 |
4)3年間の採択事業の実施状況とに関するとりまとめ
平成20年度〜22年度の3年間の採択事業の実施状況について、新築部門及び既存改修部門を中心に、アンケート調査及びヒヤリング調査を行ってとりまとめたもの。 |
 |
