CIB連絡協議会/CIB日本事務局のホームページへようこそ
CIB(建築研究国際協議会)は、建築・建設部門の政府系研究機関の国際的な研究協力及び情報交換の活性化と促進を目的とする団体として、関連する技術分野の研究機関を中心に1953年に設立されました。
日本では、国内のCIB会員相互の連絡協調を図り、CIB諸活動の円滑な運営、発展に寄与することを目的として、CIB連絡協議会(CIB Domestic Council of Japan)を1975年2月に設立し、活動を続けています。
また、CIB連絡協議会の事務局である国立研究開発法人建築研究所は、2012年春にCIBの日本事務局(Japan CIB Office)にも位置付けられ、日本におけるCIB活動をサポートしています。
日本事務局より
CIB事務局がデルフトに移転
2015年4月1日より、CIB事務局は、オランダのデルフト工科大学のキャンパスに置かれることになりました。
→詳しくはこちら(英語)
CIB イノベーションジャーナル
CIBは、CIB イノベーションレポート>プレゼンテーション>ウェビナーを含む、CIBイノベーションジャーナルを開発しました。ジャーナルは、無料ダウンロードアプリを通してi-Padにインストールできます。ウェビナーへの参加は無料です。また、イノベーションレポートとプレゼンテーションも無料でダウンロードできます。
CTBUH(高層建物と都市居住に関する国際委員会)-CIB - UNESCO「高層建物の将来研究ニーズに関するロードマップ」のための第2回調査協力依頼
トピックの重要性と成熟度という2つのファクターに基づいたトピックの優先付けのための第2回アンケートにお答え願います。対象者は建設、設計、企画、コンサルタント、開発、オーナーシップ、メンテナンス、オペレーション、研究に携わる方々です。
CIB日本事務局を建築研究所に設置 (2012.4)
CIB本部の要請を受け、建築研究所内にCIB日本事務局が置かれました。これは、ヨーロッパ以外の会員等にCIBをより身近なものにすることを目的として、設置が進められているCIB地方事務局(Regional Offices)の一つになります。
→詳しくはこちら
CIB連絡協議会会長に坂本雄三建築研究所理事長が就任 (2012.4)
2012年4月1日付で建築研究所理事長が交代したことに伴い、坂本雄三建築研究所新理事長(写真)が、CIB連絡協議会規約に基づき、村上周三前会長に代わってCIB連絡協議会の新しい会長に就任しました。
→坂本新会長挨拶
委員会関連
W062の新しいコーディネーター
CIB企画委員会は、Lynne Jack教授をW062の新たなコーディネーターとして任命しました。「この役割を引き受けられることを嬉しく思います。またCIB、そして精力的に活動されている参加者のチームと共に働けることを楽しみにしています。」
→CIBニュースレター(英語)
新しい委員会:W121
CIB理事会は、現場の外での製造と工業化に関わる将来の研究を形作る、オーダーメイドの開発の場を提供する新しい委員会、W121を立ち上げました。本委員会は、影響力の大きい、価値の高い課題-とりわけその実現に伴う効率と挑戦について着目します。
TG91 ―インフラストラクチャー:新規タスクグループとコーディネーターの紹介
CIB企画委員会は、新規タスクグループ、TG91―インフラストラクチャーを立ち上げ、オーストラリア、クイーンズランド工科大学Robert Owen准教授をコーディネーターとして任命しました。本タスクグループは、世界銀行グループ及びグローバルインフラストラクチャーHub.との協力関係を結びます。
TG92 ―ウェアラブルセンサー技術:新規タスクグループとコーディネーターの紹介
CIB企画委員会は、新規タスクグループ、TG92―ウェアラブルセンサー技術を立ち上げ、イギリス、リバプール・ジョン・ムーア大学のAndrew Ross氏とトルコ、アナドル大学のSerkan Kivrak氏をコーディネーターとして任命しました。
UIA会議ダーバンでのCIB W104オープンビルディングの方法のセッションに関する報告
第19回オープンビルディングに関する国際会議の本論文セッションでは、幾つかの領域の研究が発表されました:コミュニティ参加、建築リノベーション、健康管理、建築文化の比較研究、設計方法論、そして建築技術。
設備管理に関するCIB W070、W111、W118共同国際会議:開かれた世界における設備使用―全ての関係者のための価値の創造
このテーマから、本会議が、設備管理という幅広い領域の中で、多種多様に混在するトピックを網羅していることがわかります。2つのトピックが、特に強い注目を集めました。その内の1つは、サステナビリティで、気候変動が幾つかの論文の焦点となっていました。別のトピックは、使用者に関するもので、使いやすさ、及び使用者の経験が含まれていました。
W104-オープンビルディングの方法:第18回オープンビルディング国際会議-都市部における長期持続建築-報告書
この会議では、建築及び都市部周辺に対する設計・建設戦略、健康管理建築学、柔軟性に着目した新しい建築技術、そしてライフサイクル全体を通した社会と技術の変化に適応可能な長寿命建築などについて紹介されました。
W83屋根材とそのシステム:新コーディネーター紹介 – Mr. Keith Roberts
Keith Roberts氏(英国アビントン Roberts Consulting Ltd.代表)がW83 の新コーディネーターに任命されました。W83はルーフィングシステムの信頼性について研究し、設計士や建設業者向けのガイダンスとなるレポートをまもなく発表する予定です。
CIB共催イベントより
SBE16チューリッヒ:梗概論文募集(最終)
持続可能な将来に向けて、柔軟な解決方策を提供するためには、単なる個々の技術の最適化では十分ではありません。全体システム思考は、異種の部分同士のつながりを明らかにし、活用するものです。これが、チューリッヒで開催されるSBE16の中心的なテーマです。梗概論文は、8月1日まで募集しています。
CIB連携機関より
CIBがUNISDR(国連国際防災戦略)と提携
CIBは都市のレジリエント化に関するUNISDRの世界減災キャンペーンにタイアップします。このイベントは、地方自治体やその代表者たちの災害リスク削減や気候変動適応に対する政治的コミットメントを高めることを目的とし、サステナブルな都市化の原理を奨励します。
CIBリサーチロードマップ
CIB活動の一層の向上のため、CIB理事会は研究ロードマップ委員会によって進められた明確な委員会の成果物構想を発表しました。これは現在進行中のロードマッププロジェクトの概要であり、これに関するプレゼンテーションは世界建築大会で発表される予定です。
高層建築についての将来の研究ニーズに関するロードマップ:重点研究課題に関するアンケート実施(2012.6)
アンケートの目的は、将来必要となる高層建築研究の課題を幅広く集め、今後数年のうちにそれらの類型化を進めることです。このため、専門家の皆さんのご意見をWebアンケートで集めます。
CIBマネジメントより
CIBとSBRCURnet との協定
新CIB戦略の支持を受けて、新たなビジネスモデルが築かれました。その一つは事務局の移転です。もう一つは、CIB事務局が、SBCURnetとのサービス契約を通じてその義務をできる限り果たしていくことです。
新しい理事会メンバーの紹介
CIB総会では、残りの2014年から2016年までの新しい理事会メンバー4名が選出されました。E.A.L. Teo博士、国立大学(シンガポール)。C. Percyさん、BRANZ(ニュージーランド)。S.K. Bhattacharyya教授、CBRI―中央建築研究所(インド)。及びS. –E. Lee氏、韓国建設技術研究所。
CIB 建設と社会アワード(Construction&Society Award)2013-推薦募集
この賞は建築・建設の研究・イノベーションを通じて「建設と社会」というテーマに最も貢献した個人、プログラム、団体に贈られます。
CIB2013-2016 会長他 理事会メンバーについて
この記事には、2013-2016年期理事会、新会長候補者のDr. Shyam Sunder(米国・NIST)を含む理事会メンバーによる選定が現理事会によって提案された内容が記載されています。
ジャーナル関連
持続可能性に関するBEPAM特別号:ビジネス推進要因と経営的影響
この特別号では、生涯に渡る建築資産の持続可能性を正当化し理由を与える、多種多様なビジネス推進要因、並びに、これらの持続可能性を得ることに伴う広範囲な経営的影響を特定し、探究することを目的としています。論文投稿の締め切りは2015年9月30日です。
建築研究・情報ジャーナル(Journal on Building Research & Information)-特別号:Net-Zero及びNet-Positive設計、43巻(1)2015年1月(2014年10月オンライン公開)
Net-Zero設計及びNet-Positive設計の構想的、実践的側面が、運用段階とそれ以降の段階の両者(例えばライフサイクルアセスメント、財政的生存能力、人間開発指数、水資源等)において定義され、検討され、解明されます。幾つかの記事は無料でダウンロードできます。
CIBが公認・推奨ジャーナルと会員割引について
CIB公認の2誌とCIB推奨の24誌(2013年4月現在)の概要が紹介されています。また、CIB会員からの購入申込には割引がされます。
建築研究・情報 (Building Research and Information):エネルギーと建築研究のための次のチャレンジ 特別号 – CIB会員はアクセス無料
建築研究・情報(BRI)により発行されたこの特別号では、戦略的な環境及びエネルギー政策目標と新 しい政策応答の広範で密接な関わりに国際的な建築コミュニティがどう答えているかについて調査されて います。
出版関係
無料ダウンロード可能出版物:W119 – カスタマイズされた産業建設:CIB*IAARCワークショップ「先進的建設と社会のための建築技術」のプロシーディング
このワークショップでは、国際的研究者、実践者と8つの異なる専門的背景を持つ選ばれたトップの学生が集まりました:建築、産業工学、電気工学、土木工学、ビジネス科学、インテリアデザイン、情報科学、機械工学。
無料ダウンロード可能出版物:W104 – オープンビルディングの方法:UIA会議の一部としてのCIB W104セッションのプロシーディング:建築または強靱性-生態-価値
W104パネルセッションにおいて、合計で42の発表が実施され、そこではオープンビルディングの考え及び実践に関する26の正式な論文が選ばれ、UIAデジタルプロシーディングに公表されました。
無料ダウンロード可能出版物:W110 – 不法居住とアフォーダブル住宅:UIA会議の一部としてのCIB W110セッションのプロシーディング:建築または強靱性-生態-価値
W110不法居住とアフォーダブル住宅の考え及び実践の合計26の正式な論文が選ばれ、UIAデジタルプロシーディングに公表されました。
W-062 – 給排水:建築の給排水に関する第40回CIB W062国際シンポジウムのプロシーディング
プロシーディングは、以下の分野に関する45の論文を含みます:温冷給水システム;水とエネルギーの維持;排水装置;雨水と廃水の再利用;衛生工学;衛生機器性能;システムモデリング;サステナブル建設。
設備管理に関するCIB W070、W111、W118共同国際会議議事録:開かれた世界における設備使用―全ての関係者のための価値の創造
無料ダウンロード可能な議事録は、以下の様なトピックに関する、38の研究論文を含みます:設備管理性能と工業成熟度、サステナブルな建築物の発展、職場管理、建築主と使用者、建築物のコンディション及び評価、エネルギー管理、使いやすさ及び使用者の経験、ケーススタディ。
無料ダウンロード:CIB W119 IAARC CIC 2013ワークショップの件―社会のための高度な建設及び建築技術
ワークショップは、8つ(建築、工業、電気、土木工学、ビジネス科学、インテリアデザイン、情報科学、機械工学)の異なる専門的背景を持つ国際的な研究者、実務者、及び選ばれた優秀な学生に焦点をあてました。
新出版物W115―解体工事と建設材料の再利用/リサイクルの障壁:―無料ダウンロード
本レポートはW115の5番目の成果であり、カナダ、ドイツ、日本、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、シンガポール、アメリカ合衆国といった国のレポートを通して、世界中の解体工事及び建設材料の再利用/リサイクルの障壁の概観を提供します。
無料ダウンロード出版:W101―都市計画とインフラ開発―アクセスしやすい都市
本小冊子は、都市に住む全ての人々に対して都市空間及び社会をさらにオープンで使いやすくすることだけでなく、モータリゼーション、商業化、情報技術の進歩によってすら失われがちな、価値のある場所を再建するという、委員会の目標を反映します。
開催予定の会議など
共同国際シンポジウム:持続可能性の追求:持続可能な建設と開発のための知識の活用と革新、2015年11月23日から25日、イギリス、ロンドン―論文の募集
CIB 委員会TG72, TG81, TG83, W055, W065, W089, W092, W096, W102, W107, W112とW117は先進諸国における環境面での建設と開発における持続可能性の進展を記念して、2015年の共同シンポジウムを開催します。
W116 ―スマートで持続可能な建築環境:第5回スマートで持続可能な建築環境(SASBE)に関するCIB国際会議、2015年12月9 -11日プレトリア(南アフリカ)―第2回梗概論文の募集
第5回スマートで持続可能な建築環境国際会議(SASBE)の第2回梗概論文の募集が開始されました。締め切りは2015年3月31日です。会議の主題は「変化に対応した性能の構築」です。
CIB世界建築会議―生活のための知的建築環境、2016年5月30日―6月3日、タンペレ、フィンランド―梗概論文の提出は6月15日まで
会議のサブテーマには、以下の内容が含まれます:新たな機会を提供する建築環境の創造、自然と屋外条件への配慮、事業実施とそれらの論理の確立、製品とサービスの向上、多種多様なソリューションの効果の理解、材料と科学技術の形成。
W078建設のための情報技術:第32回国際CIB W078会議、2015年10月27-29日アイントホーフェン(オランダ)―アブストラクト募集
募集する研究論文は以下の内容が含まれます:BIM、製品と工程モデリング、知識モデリング及び関連データ、統合プロセス及び製品設計、4D/nDモデリング、システムエンジニアリング、製品のライフサイクルマネジメント、建設における自動アプローチ。
W069―住宅研究:都市住宅品質の探索―学際的特性に関する研究における住居、高齢化、及びヘルスケアの現状、2015年10月14-17日、ヨーテボリ、スウェーデン-第二回案内及びアブストラクト募集
以下について特に注目します:レジリエントな都市と建築計画の過程における専門的認識及び運用の実行、最終的には質の高い、刺激的あるいは陽気な雰囲気の提供が可能な、幸福でより健康的な建物環境におけるより豊かな生活経験。
W104オープンビルディングの方法:会議:オープンビルディングの未来、2015年9月9日から11日チューリッヒ、スイス―論文及びポスターの募集
会議には以下のテーマが含まれます:開放性に向けた設計、設計を形づくる関係者ネットワーク、建築環境の変革。各テーマには、以下の副題があります:建築物と外構の技術、建築学、都市設計及び都市計画。
W069 –住宅研究:都市住宅品質の探求-学際性を持つ研究における住居、加齢、及びヘルスケアの現状、2015年10月14日から17日ヨーテボリ、スウェーデン-アブストラクトの第一回案内と募集
会議企画者は、居住の新しい方法の発明に関する学際的な貢献を歓迎します。セッションには以下のテーマが含まれます:居住、加齢、ヘルスケア、複合交流型プログラム、研究コンセプト、原理、及び方法論。
海外のCIB参加機関についての情報
CSTB(フランス建築科学技術センター)の紹介
2014年5月20~21日にフランス・パリで開催された、第107回CIB理事会の開催運営を行ったCSTB(フランス建築科学技術センター、CIB正会員)の活動概要等を紹介します。
CIB連絡協議会事務局/CIB日本事務局 国立研究開発法人建築研究所 企画部 国際研究協力担当 TEL:029-879-0631 FAX:029-864-2989