6/24日実験(粘弾性体補強)結果

 6月 24日に、振動実験の第 2 回として、粘弾性体ダンパーを 付加した補強試験体の加振実験を 行いました。

未整理で申し訳ありません。サムネイル画像をクリックすると 拡大して表示されます。

動画はこちらのページにまとめておきました。


加振前(ダンパー取り付け概要)

拡大写真 拡大写真 前回の無補強試験体フレームに、 粘弾性体によるダンパーを取り付けました。スパンの中央に見える 試験体サポートフレームと同じ青色の若干横長の長方形のように 見える物体がダンパーです。その上下には取付用の鉄骨フレームがあり、 上下それぞれの梁とは鋼棒で締め付けられています。(見えませんが、 梁の内部にも鋼棒を通してあります)


拡大写真 拡大写真 前回と同じく、加力梁とフレームとは周期調整用の積層ゴムによって接続され、 柱脚部はピン支持されています。


拡大写真 英国 BBC からの取材(録画)も行われていました。


加振後(ダンパーあり:Taft 位相 290gal)

拡大写真 拡大写真 ダンパーありの場合の加振結果です。見てのとおり、試験体は ほとんど無被害に留まっていました。(外観から識別できる範囲で クラックなどの被害はなかった模様です。


加振後(ダンパーなし:Taft 位相 290gal)

拡大写真 拡大写真 ダンパーありの試験体での無被害を確認後、ダンパーを取り外して 同一の外力条件による加振を行いました。フレームの崩壊を確認しています。 (軸力がかかっていれば層崩壊を再現できたと考えられます)


拡大写真 拡大写真 拡大写真 向かって右側(東側)の柱の破壊状況です。柱頭部にせん断破壊が 見られます。


拡大写真 拡大写真 拡大写真 向かって左側(西側)の柱の破壊状況です。こちらは、柱脚部の被害の方が 大きかった模様です。


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