蒸暑地域住宅シンポジウム in 沖縄

建築研究所の推進する住まいづくりの最先端技術

〜住みよい地域、美しい地球を目指して〜


蒸暑地域住宅シンポジウムin沖縄 蒸暑地域住宅シンポジウムin沖縄は、
199名※の参加者を得て盛況のうちに
終了いたしました。

 (※出演者、スタッフ等を除く)

 1.趣旨

 沖縄と同じ気候を持つ南中国から東南アジア、南アジアにかけてのアジアの蒸暑地域には、世界の人口の1/3に当たる20億人の人々が暮らしています。 この地域では今後急速な経済発展が見込まれ、これに伴う温室効果ガス排出量の急激な増大が地球環境に大きな影響を与えるのではないかと懸念されています。
 独立行政法人建築研究所では、蒸暑地域における住宅の省エネルギー技術の開発を世界に先駆け行い、その成果を沖縄はじめとするアジアの蒸暑地域へ普及する活動を積極的に展開し、その一環として今年度より「蒸暑地域住宅の研究/研修プログラム」を推進しています。

 今回、この美しい沖縄の地においてシンポジウムを開催し、世界的課題である低炭素社会の実現のための住宅・建築物に係る省エネルギー手法と、それを地域の活性化につなげてゆく手法について、地域の建設活動の担い手である中小事業者をはじめ多くの参加者とともに考えてみたいと思います。 そしてこのシンポジウムが、これらの建築研究所が開発した新しい技術普及のための万国の津梁(しんりょう)となり、真に豊かで、かつ人に優しく、地球に優しい社会の実現を目指す階(きざはし)となればと考えています。

竹富島の風景

万国津梁:
≪琉球国は南海の勝地にして、三韓の秀をあつめ、大明をもって輔車となし、日域をもって唇歯となす。この二中間にありて湧出せる蓬莱の島なり。舟楫をもって万国の津梁となし、異産至宝は十方刹に充満せり≫

琉球国は南海の景勝の地にあって、朝鮮のすぐれたところを集め、中国と日本とは非常に親密な関係にある。この日中の間にあって湧き出る理想の島である。
船をもって万国の架け橋となり、珍しい宝はいたるところに満ちている。


 2.主催

独立行政法人 建築研究所
一般社団法人 日本サステナブル・ビルディング・コンソーシアム
特定非営利活動法人 蒸暑地域住まいの研究会

 3.後援

国際連合人間居住計画(ハビタット)福岡本部(アジア太平洋担当)、低炭素都市推進協議会、
内閣府、経済産業省、国土交通省、環境省、沖縄県、宮古島市、琉球大学、
(社)日本建築学会、(社)日本建築家協会、(社)日本建築士会連合会、
(社)日本建築士事務所協会連合会、(社)建築設備技術者協会、(社)日本設備設計事務所協会、
(社)全国建設業協会、日本建築学会九州支部沖縄支所、日本建築家協会沖縄支部、
(社)沖縄県建築士会、(社)沖縄県建築士事務所協会、建築設備技術者協会九州支部沖縄支所、
(社)沖縄県設備設計事務所協会、(社)沖縄県建設業協会
(株)沖縄タイムス社、(株)琉球新報社、宮古毎日新聞社

 4.開催日時

平成21年11月27日(金) 14時30分〜17時30分(予定)  (会場 14時)

 5.開催場所

国立劇場おきなわ(沖縄県浦添市勢理客4-14-1)小劇場(255席)

 6.プログラム

14:00 開場
14:30 開会
14:45 講演1 「蒸暑地域住宅研究の意義とその普及に向けて」 (20分)
講演者:岩田司 (独)建築研究所住宅・都市研究グループ上席研究員
15:05 講演2 「蒸暑地域に適した自立循環型の住まいづくり」 (20分)
講演者:澤地孝男 (独)建築研究所環境研究グループ長
15:25 講演3 「宮古島市 南島の環境共生住宅」 (20分)
講演者:伊志嶺敏子 建築家、NPO蒸暑地域住まいの研究会副理事長
15:45 休憩 (15分) 沖縄公営住宅
16:00  パネルディスカッション
蒸暑地域にふさわしい住まいづくり・まちづくりを進めるためにいま必要なこと
〜沖縄で、日本で、そしてアジアで〜
コーディネーター 村上周三  (独) 建築研究所理事長
パネリスト 和泉洋人  内閣官房地域活性化統合事務局長
    ※和泉事務局長が公務により急きょ欠席となったため、
地域活性化統合事務局の河本光明参事官が代理出演。
久高多美子  (株) 東設計工房
清水肇  琉球大学工学部環境建設工学科准教授、
 NPO蒸暑地域住まいの研究会理事
新里香代子  編集者、おきなわ建築Web代表
17:30 閉会

 7.定員

240人
沖縄県在住の設計者、工務店関係者、行政職員、学生の方々をはじめ、沖縄県外からの参加にも期待します。

 8.参加費

無料
ただし、事前申込が必要です。 ※参加申込受付は終了しました




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