構造複合実験棟

可動上屋の構造複合実験棟
可動上屋の構造複合実験棟

  建築構造物の構造性能を、実大試験体を用いて実験的に解明するための施設で、内部に15.4m×20m及び20m×24.6m、厚さ6.2mの2枚の反力床、高さ25m、厚さ6.6mの反力壁及びこれに直交する高さ15.5m、厚さ3.0mの反力壁を有しています。これまでに反力床上に設置した最大規模の試験体は、床面積400m2、7階建の実大建物です。また、コンピュータ制御ができる多数の油圧式アクチュエータ(加力機)を有しており、これを反力壁に取付けて、実大試験体を加力することにより、地震時における建物の挙動を忠実に再現した耐震実験を実施することができます。



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