建築基礎・地盤実験棟

  本実験棟は、建築基礎構造や地盤に関する実験を行うための施設です。令和2年9月末に、それまで設置されていた大型せん断土槽を除却して、水平と上下の2方向に加力できる振動台を有する遠心載荷試験装置を新設しました。遠心載荷試験装置は、実際の地盤・建築物の1/N倍の縮小模型に対して重力のN倍の遠心加速度を作用させることで、遠心力場の相似則により、現実に近い地盤・建築物の常時の状態や地震時の挙動を再現できる試験装置です。

(主な仕様・性能) 
載荷容量100t・G
最大遠心加速度50G
有効回転半径3.5m
振動台最大速度水平100cm/s 上下30cm/s
振動台最大加速度水平50G 上下25G

遠心載荷試験装置


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