■理事長挨拶

 安全・安心で持続可能な住宅・建築・都市の実現に向けて

 建築研究所は、住宅・建築・都市の健全な発展と秩序ある整備に寄与することを目的とし、70年の歴史を有する国立研究開発法人です。そのため、住宅・建築・都市計画に係わる技術の調査・試験・研究開発及び地震工学に関する研修等を行い、併せて、それらに関する技術指導や成果の普及のための活動を実施しています。
 国土交通大臣から指示された第4期中長期目標(平成28〜令和3年度)では、「持続可能な住宅・建築・都市の実現」という目標が示されています。これを実現するために、第4期中長期計画を策定し、自然災害や火災等による建築物被害の軽減や温室効果ガスの排出削減などに貢献する様々な研究開発に取り組むとともに、国が実施する関連行政施策等の立案や建築技術基準等の整備に携わっております。また、国際地震工学研修を実施し、開発途上国の技術者等の養成を通じて世界の地震防災対策の促進に貢献しています。
 近年では外部研究資金の獲得や産学官の連携においてリーダーシップを発揮する観点から、研究開発を進めるとともに、民間の革新的な研究開発を支援するための新たな取り組みにも着手したところです。引き続き多様な主体との連携によって研究成果を着実に社会へと還元してまいります。 今後とも、高度な研究開発を推進するための人材確保・育成に力を注ぎつつ、長期的な視点から必要な基礎的・先導的研究開発に取り組んでまいります。

令和元年11月

緑川 光正
理事長 緑川 光正

工学博士



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