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Q:鉄筋コンクリートで考えたとき、コンクリートの環境負荷低減化を行うことも有意義だけれど、鉄筋の内部食と関連した長期耐久性と必要な構造性能の3つの鼎立を考慮したバランスをどのように実現できるか? コメント等を頂ければ、ありがたい。
A:ご質問ありがとうございます。ご質問の内容は、非常に重要な内容です。 「環境負荷低減」と構造物の「耐久性」・「安全性」とのバランスは非常に重要です。「環境負荷低減」と「耐久性」との関係は、資源循環性(どれだけ天然資源を枯渇させずに使用することができるか)および低炭素性(数百年以上のオーダーで考えた際に、どれだけ環境に負荷を与えないか)の観点に立てば、同じ土俵の上で考えることができると思います。 一方、「安全性」に関しては、人命保護という観点が入ってきますので、同じ観点で考えにくいのは確かです。少し無理をすれば、地球環境の悪化によって、健康被害や激甚災害による人的被害の危険性を定量的に説明できれば、「安全性」と「環境負荷低減」とも同じ土俵で評価できることになり、これら3つの性能の統合評価もあり得ると思います。
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