■建築研究資料

大変形下における鉄筋コンクリート柱の変形性能に関する資料集(その3)

建築研究資料  No.21,  1978,  建設省建築研究所


<概要>

  この資料は、建設省において、昭和47年度から5ヶ年計画で実施された総合技術開発プロジェクト「新耐震設計法の開発」の一環として行われた「鉄筋コンクリート柱の崩壊防止に関する総合研究」の研究成果の一部である。即ち、この総合研究においては、鉄筋コンクリート造建築物の耐震安全性の改善に寄与するため、その主要な耐震要素の一つである鉄筋コンクリート柱の変形能力の向上を目的に多数の実験研究を行ってきており、その研究成果は7章の参考文献に詳しく報告されている。この資料は、これらの研究成果の内、後述する14シリーズ、合計140体の鉄筋コンクリート柱試験体の多数回正負くり返し曲げせん断加力実験について、以下の1)〜4)に関連する資料を一括して集録したものである。資料の集録整理は、第3研究部 基礎研究室長広沢雅也が担当した。

1)試験体及び使用材料一覧表
2)諸き裂発生荷重、最大耐力等一覧表
3)各試験体荷重一変形曲線
4)各試験体き裂発生状況

  なお、前述の総合研究では、21シリーズ、合計260体の実験が行われたが、本資料に集録した以外の資料については、下記の資料に集録されている。

1)総合技術開発プロジェクト”新耐震設計法の開発”昭和48年度報告書「大変形下における鉄筋コンクリート柱の変形性能に関する資料集」、昭和49年3月、建設省建築研究所。
2)同、昭和49年度報告書「同前(その2)」昭和50年3月、建設省建築研究所


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