■建築研究報告

内装材色彩の実状分析ならびに標準化に関する研究

乾 正雄, 渡辺圭子

建築研究報告  No.50,  昭和42年11月


<概要>

  建築材料には,塗料のようにかなり自由に色の出せるものもあるが,床タイル・陶磁器タイルのように出せる色の範囲が限られているものや,木材・石材などのようにその材料個有の色を持つものなどがある。これらに関して,これまでにも星野・Moon・村上・塚田らの測定報告があり,この他にも必要に応じた測定が行われているが,これらは主に個々の材料の色の基礎資料の提出を目的としていた。
  本研究は,とくに建築室内材料をとり上げて着色材の色彩を中心に測定し,これを建築計画的観点から分析して従来とは異なるデータを得,さらに,それをもとにして内装材色彩の標準化を試みたものである。
  本論文は,1965,6年の建築学会関東支部および1966年の建築学会大会に発表した論文の詳細であるが,一部に多少の修正がなされた。また,末尾には1965年度量産公営住宅用パネル表面材の色彩に関する考察を加えた。

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