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独立行政法人 建築研究所 住宅・都市研究グループ |
「住まいの要望を表現するためのプログラム」は、建築研究所の研究課題「住居取得における消費者不安の構造分析および対策技術に関する研究(H18〜20)」の一環として開発されました。
■「はじめが肝心」
多くの人にとって住宅は人生で最も大きな買い物のひとつです。私たちの調査では、建物や住まい方に対する希望をはじめの段階から明確にしておくことが、満足度の高い住居取得につながることが明らかになっています。納得できる家づくりをするために、まずは、自分がどんな家に住みたいと思っているのか、自らの気持ちを確かめてみることが大切です。
■住要求明確化支援プログラム
このプログラムは、人が家づくりを検討する際に、住まいに対するニーズを明確にして、的確に表現することを支援する目的で作られました。
評価グリッド法という手法を用いて、要望事項を本人の言葉で抽出・整理し、その全体像をネットワーク図によって表現する機能を持っています。主として戸建て注文住宅の新築を検討している方を対象としていますが、住まいに対する要望を明確化する目的においては、検討対象を限定することなく、誰でも利用することができます。
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プログラムでは、次の5つのステップに従って、曖昧だった要望を明確にしていきます。
STEP@ 評価するための対象(エレメント)を複数用意する、
STEPA エレメントの優劣を評価し、その理由を思いつくだけ書き出す、
STEPB より具体的なレベル(「もっと具体的にいえば○○」)を書き出す、
STEPC より抽象的なレベル(「それを求める理由としては△△」)を書き出す、
STEPD ネットワーク図を編集する。
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※プログラムの利用には、30〜90分程度の時間が必要です。 |
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※利用環境
OS:Windows(XPおよびVistaで動作確認)
ディスプレイ:XGA(1024×769ピクセル)の解像度
アプリケーション:Microsoft Excel 97-2003以降のバージョン
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※このプログラムの利用などにおいて生じた事態について、建築研究所はいかなる責任も負いません。
ご利用の際には十分に注意して下さい。 |
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■免責事項
- 著作権
本ソフトは無料で配布しておりますが、著作権は独立行政法人建築研究所(以降、当研究所と記す)に帰属します。
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